自転車を愉しむことは人生にとって大切なことだ。
なんて、大げなことかもしれない。
たかが自転車、されどチャリンコである。
だからと言って、健康や環境にいいから我慢してまで自転車に乗る、
では決して長続きするハズがない。
自転車に愉しく乗り続けるためにはいくつかのポイントがあるのでまとめてみました。
①かっこいい自転車に乗る
なんだかんだ結構これがすごく重要になります。
これは自転車を購入するときのポイントにもなりますが、
お店に行って目が合った自転車を買うのが一番である。
それは何かしら自分の感性にひっかかったわけですから愛着がわくのは間違いなしです。
よくペットショップでも可愛いペットと目が合うとキュンとしますよね。あれと同じです。
自分で「かっこいい」思ったわけでから、所有することにテンションが上がり、乗ることに対しても
ワクワクしてくるはずです。
車でもバイクを選ぶときもそうですよね。自己満足に近いですが、他人にもチョットばかし見せた
い、みたいなことがあると思います。
そういったことが、見せて楽しい⇒乗っても楽しい⇒につながり愉しく続けられるポイントにもなります。
まず形から入り、こういった単純に「かっこいい!」、と思える自転車に乗りましょう。
②車が少ない道で乗る
そもそも自転車は道路交通法では「軽車両」とみなされます。
よって歩行者とは違い、原則、車道を走行しなければいけないことになっています。
2015年6月1日に道路交通法が改正され、道路帯、歩道では歩行者が絶対優先!、と明記されました。
ただ、いかんせんかなり道幅が狭いし、おまけに肩身も狭い、といった現状となってますよね。
だからといって、歩道を自転車を押して歩くのも気が滅入りますし、正直めんどくさい。
そういったことが続いてくることで少しづつ自転車から遠ざかっていく一つの原因ともなっています。
そこで、遠回りにはなりますが、「急がばまわれ!」で別の道を走行することをおすすめします。
多少距離は伸びますが、危険と肩身が狭いのと引き換えに、さまざまな楽しい発見があります。
どうしても車道を走らなければいけない状況の時は、急がず慌てず、一度脇道にそれて、例えば一方通行などの車は通れないが自転車は通れる道や、川沿いの道、公園内、あとは沿線沿いの道なんかは比較的にゆったりと通れる場合があります。わざわざ通行量の多い車道を走るよりは少しばかりはゆったりと走行することができます。
しかも、脇道にそれたおかげで、こんなところに公園があったのか、あんなところに隠れ家的な喫茶店があったのか、なんていう発見もでき好奇心が刺激されワクワクした気分にさせてくれる効果もあります。
あわてず、安全に、安心した走行を心がければ自ずと自転車に乗ることが愉しくなってくるでしょう。
③自分のペースを守る
ついついスポーツ自転車に乗り始めると、どうしてもスピードを出してしまい自分のペースで走ることを忘れがちになります。激しく漕いで息切れしてしまい、しんどさが倍増する、なんてことがよくあります(そんな僕もそうでした。)
そんなだから、しんどい記憶だけが先行してしまい、やがて徐々に自転車から遠ざかる、ということにつながってきます。
やはりここでも、「あわてず、あせらず」で「自分のペース」で走ることが大事です。
コツとしては、鼻歌ができるくらい以上、声に出しては歌えない、位のペース。
このぐらいのペースで走る運動強度で、ニコニコが保てる速度が比較的持続して走りやすいでしょう。
息切れしてしまう、ということは酸素が不足しているわけですから、無酸素運動に近い状態になって早く身体を痛めてしまいます。
無酸素運動はよく筋肉アップのときに行いますが、それだけ短時間に体内のグリコーゲン(エネルギー)を消費してしまいます。
たとえば、競輪選手なんか見るとムッキムキですよね。
あれは激しく無酸素運動をして筋肉アップさせています。
そこまで速く走ります?ちがいますよね?
ただ楽しく走りたいですよね?
(ただ筋トレを目的に走るには効果的な走行法です。)
楽しく愉しく乗り続けるためには、
自分のニコニコペースを忘れずに意識して漕いでみましょう。
まとめ
自転車は、3Kの乗り物ではないかと思います。
「健康にも、環境にも、お金にも、いい」(3K)
おまけに継続してこその効果が顕著に表れる乗り物です。
継続してこそ、日常の質的向上にもなり、愉しいライフスタイルになるのではないかと思います。
ぜひ、自転車生活で、人生を豊かにしてみてはいかがでしょうか。
人力再生デザイナー
顕 師 [KENSHI]
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