自転車で心がける鼻呼吸

自転車に乗るスタミナが欲しい、

日常生活でも疲れを軽減したい、

冷静に判断する力が

欲しい。


そのような人には、

「鼻呼吸」

が大活躍するかもしれません。


普段、何気なくしている呼吸は、

1日2万回以上すると言われ、

本来は鼻呼吸が自然。


経験論も入りますが、

運動中に口呼吸をしている人は多いよう

に感じます。


口ではなく鼻呼吸をすることで、

あなたの呼吸が変わる?

もちろん自転車以外の日常生活でも

活用可能です。


今回は鼻呼吸のメリットと、

今日からできる鼻呼吸の方法を

お伝えします。


呼吸の役割とは

約60兆と言われる人間の細胞へ酸素を

送り、代謝を促す(細胞の活性化)ことが

呼吸の大きな役割。呼吸は生きていくた

めに必要不可欠な動作です。

鼻呼吸と口呼吸の違い

鼻と口では両方とも呼吸はできますが、

息を吸うならば鼻が優れていると言え

るでしょう。


その理由は口と鼻の構造にあります。

鼻呼吸について

呼吸をする通り道(気道)は、

喉頭蓋(こうとうがい)と呼ばれる弁に

より食道と気管に分かれます。


鼻はその弁を使わずに、

吸った酸素を肺に送りこめるので、

息を吸う動作がスムースに行えます。

試しに鼻から大きく息を吸ってみてくだ

さい。

お腹、背中、みぞおちの辺りが

「ふっ~」と膨らむかと思います。

目安ですが、酸素をたくさん取り込み肺

が大きく膨らんだ証拠です。

口呼吸について

そもそも口は、

唾液で食べ物を消化したり、

食べ物を細かくして消化を助けるなど

役割があり、呼吸に適した器官ではあ

りません。


口で息を吸うる際は、

弁を使って食道を閉じ酸素を取り込む

ため、スムースとは言い難い。

また、顎(アゴ)を埋めたり両肩をすく

めたり、ポカーンと口を開かないと

十分な酸素を取り込めない、

非効率と言えるかもしれません。


自然と息を吸うには、

鼻が優れていると言えます。



自転車と鼻呼吸

自転車では日常生活に比べ、

身体と脳はより多くの酸素を必要とし

ます。


自転車で鼻呼吸をする

2つのメリットをお伝えします。


・鼻呼吸のメリット

①持久力の向上

自転車で身体を動かし続けるには、

たっぷりの酸素が必要。

口よりも効率よく酸素を取り込める

鼻呼吸は

「長時間ライドできる、たくさん動ける」

といった効果が望めます。


②冷静な判断

走行する道をセレクトする際、

もしくは、

ビジネスの現場での判断や決断する時は

結構焦るものです。

呼吸は「ウッ!」と止まってしまいがち。

そんな時は、

鼻呼吸で脳に酸素を送ることで、

「焦らない、

道を逃さない的確な判断ができる」

といった効果も。


日常生活やビジネスの現場でも、

忙しい時や焦っている時の、

「Take a deep breath(深呼吸をしてね)」

は、細胞の働きを活性化させ、

冷静な判断を促す理にかなった

名言かもしれません。


今日からできる鼻呼吸の方法

方法はいたってシンプル&簡単。


【鼻から息を吸う、口から吐く】


これだけです。

鼻から息を吸って鼻から吐くのも良いで

すが、多くの酸素を必要とする激しい

スポーツに関しては口から吐く方が良い

かもしれません。


その理由を2つ説明します。


口は「音を出す」という特性があり、

身体の中にある空気を吐くことに優れた

器官。


②鼻の穴と比べ口は穴の面積が広いため、

一度に大量の空気を吐き出し肺をしぼま

せることができます。

肺がしぼんだ分、


酸素をたくさん取り込めるので酸素必要

量が多くなるスポーツは、

口から息を吐く方が良いかもしれません。

スポーツと自分にあった呼吸法を試して

みて下さい。



【鼻から息を吸う、口から吐く】ポイント


口から息を吐き切るイメージを持つこと。

息をしっかり吐けば肺はよくしぼんで、

鼻からいっぱい酸素を吸えます。

たったこれだけですが、

信号待ちや立ち止まった際に意識してみて

下さい。




まとめ


普段、

「動くとすぐに疲れるな…」

「自転車の回転が辛い…」

「道では常に冷静でいたい…」

という方は、ぜひ鼻呼吸を試して

ください。

自転車生活のみならず、

あなたの日常生活がもっと

愉しくなることでしょう!


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