自転車で変わる行動習慣

「習慣が変われば、行動が変わる」


よく言われる名言ですが、

はたしてほんとに変わるための行動は

どうしたらよいか。


まずは生活習慣を大きく変える体験を

するのが重要だ。

そして大きく変えるには大きくインパ

クトのあるスイッチを押す必要がある。


「人が変わったように」


突然スイッチが入って急に行動が大きく

変わることがある。


インパクトが深層意識にスイッチを入れ

て、一気に習慣変容を起こしたので自分

でも気がつかないのである。


例えば、生活習慣を変えるときに

「運動をして、食生活の改善を」


なんてことをよく言われるが、

生活パターンを変えられる人は、

よっぽどの意思がない限りはほとんど

いないですよね。


それが健康にいいことは頭で分かって

いても、表面的な知識では習慣を変え

ることはできません。

では、スイッチを入れるにはどうすればいいか。

禅に

「門より入る者は是(こ)れ家珍(かちん)にあらず」

という言葉があります。

これは、門とは「六根門」のことで、

眼、耳、鼻、口、肌、意を指し、

本で読んだり、耳で聞いたり、

意(心)で考えたりしたことは

借り物であり、役に立たない。


自分の腹の底から湧き上がってくるもの

こそが「宝珍(宝)」と言われている。

つまりどういうことかと言うと、


「心に刺さった体験や心に響く体験

によって初めて身体が動く」


このことが、行動が変わり、

習慣が変わるのである。




[強制力のスイッチを押す]


例えばわたしの実体験でもあるが、

今でこそ自転車で100kmほど走った後に

マラソンを20km走ったりするが、

以前はできなかった。

というより避けていた、

というのが正しい。


今日は雨が降っているからだの、

やれ疲れているからだの、

忙しいとか、暑いからしんどい、

とかなんとかもっともらしい理由を

つけて行動を休むことを正当化していた。

そんな生半可な習慣のスイッチでは

何も変わってないことに気がつき、

半ば強制的に変えることにした。


すると今まで日課にしていた自転車は、

雨の中でも苦にならなくなり、しかも

ただ耐えるという感じではなく、子供が

雨の中を靴が濡れても楽しくバシャバシャ

走る爽快感があったのだ。


強制力のスイッチはすごいもので、

それ以来、逆に雨の日が楽しくなり、

当たり前になっている。

そして強制力のスイッチを押すこと自体

も習慣となっている。


このことが深層意識にスイッチが入り、

習慣変容を起こしている。




まとめ


なかなか染み付いた習慣は変えられない

ものです。

自分の腹の底から湧き上がってくる体験や

心に刺さる行動をすることが大事で、

深層意識の変容を促していくことが、

案外、習慣を変えていくヒントがある

かもしれません。

強制スイッチを押してみて、

愉しい行動習慣になってみてはいかが

でしょうか。

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