先日、インディ500で佐藤琢磨選手が
初めて日本人で優勝しました。
モータースポーツをあまり詳しくない
人でもひとつの大きな快挙として耳に
したかと思います。
F1(フォーミュラー1)だったらよく
知られているかも知れませんが、
実はインディ500は世界の3大レース
と言われ世界でもトップレース
なんです。
その佐藤琢磨選手は、実は、
元自転車選手で、
しかも競技優勝者
なんです。
ざっくりとこんな感じです。
【19歳までは自転車競技で
活躍をしており、
選手一人、顧問一人で自ら部を立ち上げる
94年インターハイ優勝
95年インターカレッジ2位
95年国体6位
96年全日本学生選手権優勝
など、輝かしい功績を残す。】
この頃から半端なく次元が違う
のが分かります。
ではなぜ足で漕ぐスポーツの自転車
から、ハンドルを回し腕を使う自動車
に移り同じように優勝できたので
しょうか?
タイムに直接、関係あるかないかは
別にしても、常にトップを追い求める
という姿勢はレースに特有のものです。
そうした感覚を車の世界に足を踏み入れ
る前から身につけていたのだから、
やはり驚かずにはいられない。
また、車を始めたのが周りより遅く、
いかに無駄を排除して行動すること
を優先していたそうです。
そんな資質はレース展開にも表れ、
ぶつかるのも恐れず、躊躇なく、
すき間を見逃さず抜いていく臭覚は、
【どんな小さなチャンスも無駄にしない】
というスタンスの中にヒントがあるの
かもしれない。
【それなら即、行動】
と、すぐに行動に移す事で養われる。
これを事あるごとに繰り返していれば、
鋭い行動力が身に付いて来る。
ほんの小さなアクションでも、
これをすかさず、
誰よりも早く反応してやってしまう。
これを繰り返していると、
ビビらずに適切な行動を瞬時に取れる
ようになるんです。
【動物的本能】
とも言えますね。
これはアウトドアでの活動が多い自転車
でも養うことはできます。
レースに出る以外でも、普通にサイクリング
に行く場合でも何かしらの察知能力が作動
するはずです。
だからこそ、
キーワードは【反応の鋭さ】
結果としてやるにしても、
グズグズ始めてもダメ
後先考えずにやってもリスクなんて無い。
リスクを考えるから躊躇する。
そういった時は、
ひらめきの瞬間にサクっと行ってみる。
この繰り返しが行動力を高めるのかも
しれません。
改めて佐藤琢磨選手に行動力の大切さ
を教えられた気がする。
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